特別な時間を届けてくれる映画。
誰でも一度は、映画に興奮し、恋をし、憧れたことがあるのではないでしょうか?
子供から大人まで楽しめる、最高に贅沢な映像表現が映画です。
映画は映画館で見て欲しい!
今はネットでもレンタルでも手軽に映画を見れる時代ですが、
出来れば映画は映画館で見て欲しいです。
理由は二つあります。
- 1)映画館と映画製作者に貢献するため
- 2)映画は映画館に合わせて出来ているため
1.映画館で映画を見るということは、日本では1800円を払って、映画を見に行くことになります。
正直高いと思いますが、あなたが払うことで、
映画館は綺麗な映画館を維持してくれて、美味しいポップコーンを提供してくれます。
1800円の一部は映画を作った人たちに分配されます。
また他の一部は映画製作会社に分配され、またさらに面白い映画を作ってくれる手助けになります。
だから映画館に行くということは、
あなたが直接映画界を盛り上げるために貢献している、ということになるのです。
2.映画を作る人は映画館で見てもらうことを考慮して映画を作ります。
映画館の音響と巨大な映像でしか感じられない映像体験が、映画の醍醐味の一つでもあるからです。
(醍醐味の二つ目はポップコーン笑)
映画の製作者はそれもあなたに味わってほしいのです。
その体験は大きくあなたの人生を変える感動があるかもしれない大切なものです。
是非映画館に足を運んでみてくださいね。
映画製作に必要なもの
では、、、そんな映画を自分で作る!となると何をどうしたらいいのでしょうか?
まずこれは準備しましょう。
- シナリオ(原稿)
- 役者たち
- カメラ
- 証明
- 録音マイク
- 編集機器
- 音響編集機器
最低限これらがあれば、映画は作れます。
でも学生映画みたいに安っぽい映画ではなく、
しっかりとしたみんなに見てもらえる映画を作りたいと思えば、ハードルが高くなります
なぜなら、それに見合った、多くのお金と人手と時間がかかってくるからです。
2時間映画を作ろうと思えば、映画の最後に流れるエンドロールの長さで分かるように、
たくさんの人手がかかるんですね。
そうなると資金調達とスポンサー探しも大事な仕事です。
たくさんの人を納得させるだけの、アイディア、作品、脚本、もしくはあなた自身のキャリア、などが必要になってくることと思います。
あなたが絶対売れると思う脚本やアイディアが出来た時は、
映画関係の知り合いに立ち会ってもらうか、
直接映画プロダクションに駆け寄ってみるのもいいかも知れません。
昔は下っ端から初めて、助監督を経て、監督になるというのが日本の定説だったそうですが、
最近ではそうでもないようです。
50歳になってから映画監督になる人も居れば、
20代の時に作った作品が注目され、その後監督をしている方など、たくさんいらっしゃいます。
しかしそれもあなたが一本でも注目されるような素晴らしい作品を作ることができれば、
その評判は広がり、監督としての道が開けてくると思います。
つまりリスクも大きいことを意味します。
ですので、映画はお金がかかるから、とか、映画は大変だから、とか言い訳せずに
創ってみたいと思ったら心に従ってやってみてください。
映画は世界中の人が見れるという点で、強い宣伝効果や意味をもちます。
映画のいい所は、一本作れば世界中の人が半永久的に見れる所ではないでしょうか。
あなたの自信作が出来たら、どんどん海外の人たちに見てもらいましょう。
映画公開までの流れ
二時間映画が公開されるまでの流れは以下の通りです。
①ストーリー決定
映画の核です。真剣に考え抜き、ギリギリまで煮詰めましょう。ストーリーで崩れると映画が失敗に終わるのは眼に見えています。
②プロダクション決定
お金を出してくれたり、撮影機材などを貸してくれる会社を探して決めます。
お金を出す人もビジネスなのでシビアです。
この脚本がいかに面白いか、この映画がいかにヒットの可能性に秘めているか、自分はどんな思いでこの映画を撮りたいか、、など
重役の方々を納得させるだけの情報と根拠と情熱をしっかり持って、アピールしていきましょう。
③ロケハン(Location Hunting)
撮影する場所を探しましょう。
映画撮影に親切な国では、比較的撮影許可を取りやすいですが、
日本の場合はまだまだ規定が厳しいので、撮影許可などを取得しないと後々やっかいですよ。
④キャスティング(Casting)
役者さんたちを決めましょう。
映画の顔になる方たちです。
演技、個性、風貌、オーラ、声、など総合的に見て、キャラクターに合う役者さんたちを選んでいきましょう。
⑤衣装合わせ
変装、髪型、メイク、などキャラクターと脚本に合わせて設定していきます。
⑥美術セット
⑦撮影
いざ撮影! ライブの臨場感を映像で表現できるように集中しましょう。
⑧編集
一昔はフィルムをパチパチ切り貼りしていましたが、
現代では全てパソコンでできる有難い時代です。
ハリウッド映画も大抵はFinal Cut Proを使っていますので、どうせ覚えるなら初めから、Final Cut Proを習得しちゃいましょう。
⑨音付け
効果音、台詞、音楽、などを付けていきます。
「STAR WARS」のジョージ・ルーカス監督は、「映画の中で音は8割を占める」という名言を残したくらい音は映画にとって大事なパートです。
⑩翻訳
海外の方にも見てもらいたければ、最後に翻訳をつけてもらいましょう。
⑪完成
お疲れ様でした。完成です。映画製作には長い時間とステップがかかりますが、その間の体験と感動は永遠です。
⑫公開
公開され、お客の反応を見て、スタンディングオべーションをもらっちゃってください。
長かったけど作ってよかった!と思えるはずです。
映画業界人に注目されちゃってください。次に繋がる可能性が大です。もっとオモシロい、もっと大規模な映画を作ちゃってください。
日本にある映画に関する学校一覧
始めから自分で、というのはちょっと気が引ける、、、
という方は、映画学校で勉強してみては如何でしょうか?
映画を愛する同志たちが、あなたを待っていることでしょう。
素敵な出会いと素晴らしい映画体験が待っていることと思いますよ。
映画専門学校
日本映画学校(神奈川県)
映画ビジネススクール(東京都)
映画美学校(東京都)
東放学園映画専門学校(東京都)
東京フィルムセンター映画・俳優専門学校(東京都)
早稲田大学川口芸術学校(東京都)
専門学校東京ビジュアルアーツ(東京都)
専門学校札幌ビジュアルアーツ(北海道)
専門学校名古屋ビジュアルアーツ(愛知)
専門学校九州ビジュアルアーツ(福岡)
専門学校九州デザイナー学院(福岡)
日本写真映像専門学校(大阪)
日本工学院(東京都)
映画関係の大学一覧
城西国際大学(千葉県)
東京芸術大学(東京都)
日本大学(東京都)
東京工芸大学(東京都)
東京造形大学(東京都)
大阪芸術大学(大阪府)
京都造形芸術大学(京都府)
武蔵野美術大学(東京都)
多摩美術大学(東京都)
倉敷芸術科学大学(岡山県)
九州産業大学(福岡県)
大手前大学(兵庫県)
名古屋学芸大学(愛知県)
金沢学院大学(石川県)
成安造形大学(滋賀県)
桜美林大学(東京)
立命館大学(京都府)
神戸芸術工科大学(兵庫県)
関西大学(大阪府)
デジタルハリウッド大学(東京都)
首都大学東京(東京都)
羽衣国際大学(大阪府)
東北芸術工科大学(山形県)
映画塾一覧
にいがた映画塾(新潟県)
映像テクノアカデミア(東京都)
高校一覧
大阪市立工芸高等学校(大阪府)
埼玉県立芸術総合高等学校(埼玉県)
映画関連サイト
IMDB(英語)映画業界人御用達
映画.COM 映画のことなら
ぴあ映画生活 映画がもっと身近になる
キネマ旬報社 映画マニア愛読の映画情報雑誌
Movie Walker 映画作品・映画館が検索できる映画情報ポータルサイト!上映時間をチェック