水と合わせる事で、多彩な表現が可能です。
水彩画のイイ所は、手入れがラクな所と、
水彩画ならではの、淡い、優しい色彩表現です。
水彩画用絵具
オススメは24色です。
「初めは、使い終えるかわからないから、色少ないセットからスタートしよう、、」
そんな思いから色数の少ない絵具を買うと、絵具に無い色は、混ぜて作らなくてはいけません。
しかし正直、色を混ぜるのが面倒くさくなります。
その面倒くささのせいで、あなたの豊かな色彩表現を狭めてしまう恐れがあるのがもったいない。。
だったら初めから、たくさんの色の絵具があれば、その面倒くささを省けるので、
絵を描くことを身近に感じ、親しみと楽しみを感じやすくなります。
絵画制作を楽しむコツは、絵具をケチらずに大胆に使うことです。
水彩画用の筆
柔らかくて、水含みがいい筆が水彩には合っています。
コリンスキーやイタチのような、コシが強くて筆先でも遊べるものと、
リスのように柔らかく絵具含みの良いものとを持ってると、用途に分けて使えるので便利です。
でも現代では、リセーブルという天然毛の弾力、描感を持った合成繊維の筆が安くて使いやすいので人気です。
毛筆を使用しますが、描画中の色変えは水洗いで簡単にできるので、
油絵を描く時ほど多数の筆は必要としない所もありがたいです。
ここで筆の形には大きく分けて三つあります。
丸筆
細い線、太い線も幅広く使えるので、よく使われる筆です。
18号前後のものが絵具含みがいいので、一本持ってるといいと思います。
12号,8号,4号位のサイズが一本有ると細部も描けていいと思います。
平筆
大きな面積を塗ったり、ボカシなどに使えます。6号~16間で1~2本持っていると便利です。
洗い出し(一度塗った色を水で洗い落として、下地の色技法)をよく使う人は、
海綿や馬毛筆などを使っても面白い効果が出ます。
ただし、ブタ毛筆硬い毛で紙面を傷める恐れがあるので水彩画では避けた方がいいです。
平刷毛
水張り、下塗り、広い面積の部分を塗るとき、などに使います。
羊毛のような柔らかい毛が使いやすいです。毛先がきれいに揃っていて、毛抜きのないものがいい筆です。
紙
水彩画は水をたくさん使うので、水彩用の紙を使わないと、すぐ紙がフニャフニャになって曲がってしまいます。
水彩画用紙は表面にデコボコがある、ザラザラした質感の紙です。
パレット
パレットは、水彩画用に使った方がいいと思います。
(失敗例:アクリルや油絵など他の絵具と同じパレットを使うと、水彩画に比べて色が鮮明なので、水彩画の淡い色をパレット上で確認しづらくなるからです)
しかも水彩画は使い終わった後も、水で簡単に落ちるので、毎回パレットをキレイに使えて気持ちがイイ!
一つ一つ揃えるのが面倒な方は、セットがお買い得です。
水彩画も奥が深いですが、早く水彩画技法をマスターしたければ、
このDVDが分かりやすく説明してくれていますので、おススメです。
(ケチらずに早く買って置けばよかったー、、と買った後に思いました。。笑)